2026/07/12 23:42

台湾の人にとって、いちばん身近なはちみつといえば、やはり龍眼はちみつです。「はちみつの味」と聞くと、龍眼はちみつの香りや味を思い浮かべる人も多いと思います。

  台湾の市場では、いろいろなブランドの龍眼はちみつをよく見かけます。それだけ、龍眼はちみつは台湾で人気があり、競争もとても激しいはちみつです。その中で、Beekeeping®の台湾自社養蜂場で採れた龍眼はちみつが、2年連続で「嘉義県国産龍眼はちみつ品質評価」の頭等賞をいただくことができました。これは、養蜂家たちの努力が認められたことでもあり、Beekeeping®の龍眼はちみつが安定した高い品質を持っていることの、ひとつの証明でもあります。

  「嘉義県国産龍眼はちみつ品質評価」は、その年に採れた龍眼はちみつを対象にした品質評価です。抗生物質や農薬残留などの検査を通過したはちみつだけが、専門家による色・香り・風味などの感官審査へ進み、総合的に評価されます。

  つまり、受賞した龍眼はちみつは、ただ「おいしい」だけではありません。品質、安全性、そして専門家による味の評価も通過したはちみつだと言えます。

嘉義県「国産龍眼はちみつ品質評価」にて頭等賞を受賞した、Beekeeping®自社台湾養蜂場の養蜂家たち。写真右から2人目は東亜園の養蜂部長・楊振偉、左から2人目は自社台湾養蜂場の専務・林厚華です。

 今月のニュースレターでは、受賞した東亜園の養蜂部部長・楊振偉さんに、龍眼はちみつづくりへの思いを聞きました。

東亜園の養蜂部部長、楊さん。自社養蜂場で、蜂の様子を細やかに見守っています。


🐝 編集担当のBK

今年の龍眼はちみつは、例年と比べてどんな特徴がありますか?

👨‍🌾 楊さん

  今年の気候は、龍眼の花にとって少し厳しい年でした。でも、その分、最後に採ることができた蜜は、まさに大切な部分がぎゅっと残ったような味わいです。今年の龍眼はちみつは、とても濃厚で、黒糖のような香りと、柴で燻した龍眼のような熟した果実の香りがはっきり感じられます。口に入れると、強い甘みが舌の上に広がりますが、しつこさはありません。後味には果実の酸味と花の香りが残り、例年よりも深く、層のある味わいになっていると思います。


🐝 編集担当のBK

よい龍眼はちみつを採るために、普段いちばん大切にしていることは何ですか?

👨‍🌾 楊さん

  私がいちばん大切にしているのは、「細心」という二文字です。蜂たちは言葉を話せない家族のような存在なので、毎日、健康状態をよく見てあげることが大切です。

  採蜜の時期になると、時間と天気との競争になります。でも、私たちは自然に合わせて、急ぎすぎないようにしています。蜂蜜が巣の中でしっかり熟して、採れる状態になるまで待ってから採蜜します。その分、量は少なくなることもあります。でも、そうすることで、龍眼の花の自然な香りを、そのまま閉じ込めることができると思っています。


🐝 編集担当のBK

今回「頭等獎」を受賞したと知った時、どんな気持ちでしたか?

 👨‍🌾 楊さん

  本当にうれしくて、感動しました。養蜂は、天気に大きく左右される仕事です。蜂箱を持って、台湾各地を移動しながら、花を追いかけていくことも多く、正直に言うと大変なこともたくさんあります。

  だから今回の頭等獎は、この一年の努力を認めてもらえたようで、とてもうれしかったです。それだけではなく、「私たちがずっと大切にしてきたこだわりを、やっと皆さんに味わってもらえた」という、安心感と誇りも感じました。

 

🐝 編集担当のBK日本のお客様に、台湾の龍眼はちみつを味わう時、特に感じてほしいことは何ですか?

👨‍🌾 楊さん

  日本の皆さんは、普段、上品でやさしい味わいの百花蜜やアカシアはちみつを食べることが多いかもしれません。
  台湾の龍眼はちみつは、それとは少し違って、「濃厚さ」と「熱気」のある味わいです。
食べる時に、深く残る花の香りや果実のような余韻から、台湾の亜熱帯の太陽の力を感じてもらえたらうれしいです。そして、私たちがミツバチを家族のように大切にしながらはちみつを作っていること、そのまっすぐな気持ちも少し伝わればと思います。

  ヨーグルトにかけたり、厚切りトーストに合わせたり、濃いミルクティーに入れたりするのもおすすめです。龍眼はちみつならではの果実を燻したような香りは、きっと日本のお客様にも楽しんでいただけると思います。


  インタビューの中で、BKは楊さんがミツバチに対して、とても真っすぐで深い思いを持っていることを感じました。そして、その思いをはちみつを通して、みなさんにも届けたいと思っていることも伝わってきました。

  これは、Beekeeping®が大切にしている「自然と生命の共存を」というブランド理念とも重なっています。これからも私たちは、蜂産品の紹介やいろいろなイベントへの参加を通して、この思いを少しずつ伝えていきたいと思います。


Beekeeping ®について

  2023年、東亜園は 新ブランドの「Beekeeping ®」を立ち上げました。

  「Beekeeping(ビーキーピング)」は、日本語で「養蜂」を意味します。
ブランド名に含まれる “Bee” には、蜂だけでなく、「友達」や「仲間」といった意味も込めています。
  また、“keeping” には、「保つ」「守る」「共存する」といった想いを込めました。私たちのブランド“Beekeeping®”は、自然とともに生きること、人とのつながり、そして品質を守る姿勢を大切にしています。

 

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